どうも、かいせんどんです。
部活やサークルに「とりあえず」で入るのをやめよう。
本記事では特に目的もなくとりあえずで入部・入会を決める大学生に警鐘を鳴らします。
目次
僕は2年生にダンスサークルを辞めた
僕は大学2年の秋にダンスサークルを辞めました。
理由としてはサークルに割かれる時間が多くやりたい事が出来なかったこと。
そしてサークルの円満な空気を維持すべく自分が没個性になってしまうことの2つです。比重として後者の方が大きい。
1.サークルに割かれる時間が多く、やりたい事への意欲と時間が削られる
大学の部活やサークルは本当に多種多様で、1つの競技をとってもノンビリ系・ワイワイ系・ガチ系など複数存在します。
(うちの大学はバドミントンサークルだけでも3つ、バスケだと部活込みで6つありました。)
そのため一概には言えませんが、組織に所属する以上部活・サークルに割かれる時間というのは多くなってきます。
「大学生ならサークル!俺はサークルでワイワイ楽しみたいし飲みにも行きたい!」のようにサークル主義といった明確な目標があるなら別ですが、他にやりたい事もあるし自由な時間が欲しいという方はとりあえずで入るのを辞めよう。
思っているより本当に時間が取られる。それに2~3年生にもなると部活・サークルの運営にも携わらなければいけません。
そうなるとただ所属して参加するだけだった1年生とは比較にならないほど大変になってきます。
楽しいだけじゃないのが組織というものです。回す人がいて初めて組織が成立します。
2.自分が没個性になるキケン
こちらが大きい理由なのですが、なあなあで決めたサークルに入ると気圧され、自分が没個性になる危険性もあります。
もちろん人に寄るんですが、僕を含めこんな人は組織に所属するにあたって自分を没個性的にしてしまう傾向があるので注意です。
こんな人は注意
- 予定を人に合わせがち
- 皆で話している時に聞き役に徹する
- 周りの空気を敏感に読みながら動きがち
僕はこの典型的なタイプで、とにかく人に合わせることが自分のためと思い込んで過ごしていました。
けどこれ、本当に危険。他人の人生を生きると何のためにもなりません。
没個性的な大学生になると
没個性的な大学生になるとどうなるか。
他人に合わせ、他人のための言動・身なりに自然と変わってしまう危険がある。
僕はダンスサークルだったので、とかくメンバーの個性が強すぎるくらいに強い。
ダンスというのは表現力がモノを言う行為なので、その個性の強さがダンスの質を上げます。
そんな中で「同じ学科の知り合いが多く入るから」でとりあえず入った僕の結末はもう見えています。
先輩と同期の個性の圧に押されて、「あ、これは合わせた方が楽だ」と思うようになった。
ダンスが上手い同期がいたら「あ、こんな服がカッコいいんだな」
個性が強い先輩が正しく「こんな振る舞いがモテるんだな」
と思うようになる。
ちょっと異常なくらいその環境に染まってしまうのが没個性の恐ろしさです。
没個性的な大学生になるな。他人の人生を生きるな。
とりあえずで部活・サークルを決めず、自分の個性を大事にしよう。

交友関係を急に変えるのは簡単なことじゃない
「選んだサークルが自分の想像と違ったらやめればいいじゃん」と思っている人もいるかもだけど、そんな簡単なことじゃない。
新入生歓迎期間、いわゆる「新歓」の時期ならまだいいんです。
あれは体験期間なのでご飯目的で行ってもよし、他学部の子と知り合うために行ってもよしの何でもあり期間なのでむしろ新歓コンパには参加すべき。
ただ問題は新歓後のとりあえずイイ感じだったから入ってみるかというとりあえず精神の入部・入会です。
なまじ組織に所属した以上、どうしても意識してしまうのは自分が抜けることによるデメリット。
例えばこんな感じ。
- 自分のせいで残ったメンバーが気まずくなるのではないか
- これから大学で会うたびに後ろめたい気持ちにならないか
- 今から他の交友関係をイチから作るのは大変なのではないか
もちろん人に寄りますが、こんな風に思う人が多いのも事実。僕もそうでした。
上記もあまり気にする必要はないんですが、どうしても気になってしまう。そうならないように部活・サークル選択は慎重に比較して選ぶべきです。
交友関係はイチから作るのはまだ簡単ですが、断ち切る(離れる)のはめちゃめちゃ難しいです。
一度繋がった関係を大事にしていくためにも、とりあえずでサークルを選んではいけない。
運営や協調性など学べるところは多い上で伝えたい事
もちろん組織の運営やメンバーとの協調性を学べる点は大きいです。
大学生という、高校生とは違って自由に過ごせる時間。そんな中でわざわざ組織に所属し規律と時間を管理する経験というのはとても貴重です。
高校で部活に所属していなかった人も大学で気軽に所属できてそういった経験が出来る点も大学部活・サークルの魅力。
だから絶対に部活やサークルに入るなという話ではありません。とりあえずで、なあなあで入るなということ。
僕たちは自由で、自分で物事を選べる。自由だからこそ、適当に決めちゃいけない。
適当に決めたことには責任を持ちたくないし、何なら責任を取らないために周りに合わせてしまう危険性もある。時間も取られる。
僕たちは自由だから。自由だからこそやる事・やりたい事には責任もって取り組み、時間の管理もしっかりすべき。
自己選択の責任を放棄するんじゃない。